2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧

常同運動症(stereotypy)とは何か?

この数ヶ月で2回ほど,同じ運動を繰り返す患者さんを診察した.抗NMDAR抗体脳炎と小児期の髄膜脳炎後遺症の成人であった.てんかんとも不随意運動とも異なり,「うーん,これはstereotypyと呼ぶべきだろう」と所見を述べた.これは一見正常な無目的な運動を…

国際頭痛分類 第3版(ICHD-3)日本語版の書評

日本頭痛学会・国際頭痛分類委員会 竹島多賀夫委員長よりご依頼をいただき,標題の書評を執筆させていただいた.私は,病棟の若い医師に,頭痛の診断をする際には『国際頭痛分類 第3版』に則って診断をするように強く勧めている.書評には「その理由」や「頭…

アキレスケンタウルスから医の倫理へ

親しくさせていただいている脳神経内科医が忘年会のため,話題の「アキレスケンタウルス体操」の練習をして,見事優勝したという.調べてみるとケンタウルスに扮するお兄さんが「足を伸ばして,アキレスケンタウルス♪」と歌いながら,アキレス腱のストレッチ…