2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ドパミン・アゴニストと心機能をめぐる2つの話題

麦角系アゴニストによる心臓弁膜症に関して厚生労働省の見解が示され,カバサールの添付文書が改訂された.これによると非麦角系アゴニストを第一選択とするよう記載されている.またカバサール使用中の場合,定期的な心エコーが必要とされている(本剤投与…

新しい遺伝性舞踏病が日本から報告された

舞踏運動は振幅が大きく踊るような,短時間の突発的な不随意運動である。解剖学的には線条体(尾状核,被殻),内包前脚,淡蒼球外節,視床,視床下核の病変で生じうる。舞踏運動を呈する疾患にはさまざまなものがあるが、遺伝性に発症する疾患としては、Hun…

ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)について知ろう!

ヘパリン起因性血小板減少症(Heparin-induced thrombocytopenia; HIT)は、出血に次ぐ、ヘパリンの重大な副作用のひとつである。欧米からの報告が多いが、本邦ではその認識は案外十分ではない。HITの病態としては、①(未分画、低分子分画を問わない)ヘパリ…